中途半端なファンでごめんなさい。

よしもとばななさんの新刊が出てたなんて知らなかった。『海のふた』は知っていたんだけど、新聞取っておいただけ*1で読んでないし、『王国2』もまだ途中で止まってるし。
最近本を読んでない。元からあまり読むほうではないんだけど、ばななさんのだけは、すんなり読めるんだよね。前は日記も熱心に読んでいたけど、最近はすっかり読んでいなくって…。忙しいわけではないんだけどなぁ。読もうと思えば、時間なんていくらでもある気がするし。たぶん、今の気持ちが彼女の文章を読む方向に向いてないのかも。でも、こうして書いていたら読みたくなってきた。
彼女の選ぶ言葉が好きで、心情や風景を表す一文にぐっとくる。どんなに悲しいお話でもぐったりしない。疲れない。逆に活力を分けてもらえる気がする。そして、大げさかもしれないけど、ただ生きていることのすばらしさみたいなものを気付かせてくれる。どんな小さなことにも喜びを見出し、幸せに感じる心を持たせてくれる、そんな感じ。
とりあえず、『王国2』から片付けよう。そして、『海のふた』、新刊の『High and dry(はつ恋)』を読もう。マイペースで、のんびりと。


今、日記を読んだら昨日の番組のインタビューを受けた前日にゴールデンのラブ子ちゃんが亡くなっていたそうだ。日記読んだだけで涙が溢れてきた。ダメだ。ジョンとかぶりすぎて、ちゃんと読めないよ。
そして、ラスティがいつかそうなることを考えたら、また悲しくなった。


この間、アニさんに「クローン技術が発達して、ジョンを蘇らせることができるようになったらどうする?」って聞かれたけど、やっぱりそれは違う。ジョンだけど、ジョンじゃないよ。ちゃんとお別れもしたし、もう戻ってきちゃいけないと思う。会いたいけれど、もう会えない。それでこそ、生きてることがすばらしいものと感じられるんだから。

*1:6週目がどうしても見つからないけど…。