第183回「男らしく歩こう」WALK LIKE A MAN

アルコール依存症で現在回復プログラムを受けているアビーは、カーターに秘密で同僚と飲みに行っていた。それを知ったカーターとアビーは気まずい雰囲気。帰ろうとするカーターを必死で説得して引きとめようとするアビーだったが、カーターは帰ってしまう。でも結局、アビーが家に帰ると、カーターが待っていて二人は仲直り。一時はダメになるかと思ったけど、なんとか元に戻ってほっとした。アビーが本当にカーターを必要としていることがわかってなんだか嬉しくなった。
カーターが初めの頃から比べると、すごく大人になっていることに気付かされた。元から落ち着いた子だったけど、後輩に接する態度とか、恋愛に関しての姿勢が、成長したというか、落ち着きが増したというか。
アビーと別れたからか、なんだか自暴自棄気味に荒れた生活になっているコバッチュ。患者のお母さんと関係を持つのはどうかと・・・。ダグ・ロス*1を彷彿とさせるけれど、彼のようなただの女癖の悪い感じとは違うからちょっと心配。
「ER」の常連となっているステラという女性を担当するガラント。ステラは自己診断が好きで、入退院を繰り返す厄介者。でもガラントはきちんと対応し、彼女の訴えから狭心症の疑いがあると心臓病科に監視を依頼するが、心臓病医のケイスンに断られる。しかし、ステラの容態は急変し処置の甲斐なく亡くなってしまう。よくあることだと言ってのけるケイスンに食って掛かるガラントだったが、もっと強く主張していれば彼女を救えたのにと、自分を責めていた。いつもまじめな医学生ガラントが珍しく熱くなっていて、なんかよかった。ガラントが昔のカーターのようで、それをなだめるカーターは昔のグリーンみたいだった。
登場人物の入れ替わりがけっこう激しいし、主役級の人物がたくさんいるので、見ていて本当に飽きない。外人の顔が覚えられない人は最初は苦労するかも…。
ちなみに私は、脇役では受付のランディが好きです。あの男っぽい感じとかが。*2

*1:ジョージ・クルーニーが演じてました。

*2:女の人です。