ジンガロ『Loungta-ルンタ』

john_n2005-04-26

先週19日にお休みをもらって、ママとお姉ちゃんと3人でジンガロを観てきました。
ジンガロというのは、バルタバスが率いる馬術、音楽、舞踊によるフランスの舞台芸術集団のこと。(はてなキーワードより。)今回が初来日。ママと2人で興味を持ったので、お姉ちゃんも誘って一番安い席*1で。
木場公園に作られた特設会場に到着し、場内へ案内されるまで、お手洗いに行ったり、会場内のエルメスを見たりして時間をつぶす。いよいよ会場へと入るとお香の匂いがぷーんとして、チベット僧のお経が聞こえ、まるでどこかの寺院に入ったかのような感覚を覚えた。砂が敷き詰められた円形の舞台を取り囲むように客席は作られており、私たちは一番高いところから舞台を見下ろすような格好の席だった。全体を見渡すことができたので、十分満足できた。私たちと同じくらいの高さのところに、向かい合うようにチベット僧が音楽を奏でるスペースが2つ設けてあり、その席の下あたりから馬や人が登場する。
始まる前に、お経と共に出演者が五体投地をして祈りを捧げていた。言葉で説明するのは難しいけれど、馬乗りの曲芸とはまた違う、なんだか崇高な儀式を見せられているような、そんな気分だった。神秘的で、野性的で、少しユーモアもあって。馬と人との信頼関係が半端なものではないような感じがした。
また機会があれば、もっと近くで観てみたい、他の演目も観てみたいと思いました。

*1:8000円