『エリザベスタウン』

バイト君が公開を待ち望んでいた作品。私も観たいなぁと思っていたのでけっこう期待していきました。結果は…期待したとおりの素敵な作品でした。主演の二人の自然な感じも、素敵な音楽も、ちょっとしたユーモアも、恋が走り始める楽しい気持ちも、切なくて悲しい想いも。ぜんぶぜんぶよかったです。たとえばワンシーンが突出していいってわけではなくて、最初から最後までずーっと同じペースでいい感じなのです。でも、やっぱり主演の二人の長電話のシーンは大好きだなぁ。監督って乙女だねーって終わった後に話したくらい、恋の初めの甘酸っぱい感じがすごくよく出てた。キルステン・ダンストの服装がすっごくキュートで、仕草なんかもチャーミングで、あんな女の子になりたいなと思いました。欲を言えば、主人公と父親の過去をもう少し知りたかったなぁなんて。ま、ラブストーリーなので、必要ないのかもしれないのですが。観終わった後はなんだか暖かい気持ちに包まれて、幸せな気分になりました。